Appleが新たに発表したSidecarは、Astro HQやDuetといった企業にとって脅威となっています。Astroは最近、自社のLuna Display製品とSidecarを比較するブログ記事を掲載しました。
ルナディスプレイ
Sidecarを使えば、iPadをMacのサブディスプレイとして使用できます。有線でも無線でも使えるほか、Apple Pencilを使えばiPadをMacの入力デバイスとしても使えるので、グラフィックデザイナー、アーティスト、写真家などに最適です。SidecarアプリはmacOS Catalinaに搭載されます。

上記の比較表で、AstroはLuna DisplayがSidecarよりも優れている理由をすべて列挙しています。私はLuna Displayを使ったことがないので、どれほどうまく動作するのかは分かりません。Appleが「シャーロック」と呼ぶ企業には同情しますが、Astroはアプリの動作に必要なドングルが80ドルもするという事実を省いています。
一方、Sidecarは無料です。既にLuna Displayをお持ちのユーザーは、おそらく引き続き使い続けるでしょう。しかし、Sidecarはこれから始める人にとって良い選択肢となり、追加のソフトウェアに費用をかける必要もありません。
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