OS X: 「フォルダへ移動」コマンドの使用

OS X: 「フォルダへ移動」コマンドの使用

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Finder の[移動] > [フォルダへ移動] ( Shift + Command + G ) メニュー項目は、ファイル システムにアクセスするための便利な方法です。 

まず、これを使用すると隠しフォルダを表示できるので、/private/varを表示する必要がある場合、ターミナル ウィンドウを開く必要はありません。

次に、「フォルダへ移動」ウィンドウは、深くネストされたフォルダに移動するためにあちこちクリックするよりも、パスを貼り付けるのに最適な場所です。私はトラブルシューティングの際にこれをよく使います。Appleのサポートドキュメントで、~/Library/Mail/V2/MailDataを開いてその中のファイルにアクセスするように指示されている場合、そのパスをコピーしてウィンドウに貼り付けるだけで非常に手早く作業できます。

入力をさらに速くするために、「フォルダへ移動」ウィンドウでは(ターミナルと同じように)タブ補完が使えるほか、入力時に自動入力も行われます。例えば「/S」と入力すると…

…そして少し待つと、Mac が目的地を判断して入力してくれます。

パスを入力し始めてTabキーを押すと、最も関連性の高い結果がすぐに表示されます。例えば、下のスクリーンショットを取得するには、「/S [Tab] L [Tab] cor [Tab]」と入力しました。

タブ補完の仕組みに慣れれば、これが本当に最高だと気づくでしょう。特に、タイピングがあまり得意ではない人にとっては。私のような人なら、きっとそう思うでしょう。

重要なのは、 「フォルダへ移動」機能はFinder内で のみ使用できるわけではないということです。同じキーボードショートカットを使って、「開く/保存」ダイアログ内でもこの機能を呼び出すことができます。

ファイルシステムの奥深くに、何か保存しておきたいフォルダがある、そうでしょう? そうですね、これはそこに書類を保存する簡単な方法です。なぜファイルを隠さなければならないのか(あるいは、なぜサイドバーにそのフォルダへのショートカットを置けないのか)は、ここでは問いません。それはあなたとMacの間の問題です。

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