アップルの顧客がサイダー販売店「アップルショップ」の名称変更を要求

アップルの顧客がサイダー販売店「アップルショップ」の名称変更を要求

1分で読めます
| ニュース

20年間サイダーを販売してきたこの店は、Apple社から何の圧力もかけられていない。しかし、イギリスのホーヴトンにあるApple Shop(下のコメント欄にも記載されている)は、店名を変更する。なぜかと聞かれるかもしれない。iMac、iPad、iPhoneの修理依頼で一日中押し寄せるApple顧客が多すぎるためだ。

アップルショップ

イギリス、ノーフォークのアップルショップ
出典: アップルショップ

アップルショップのオーナー、ジェフ・フィッシャー氏は長年にわたりサイダーを販売していましたが、アップル社が近隣のノーリッジにアップルストアをオープンすると、アップルストアを探していた一部の顧客がアップルショップに電話をかけるようになりました。

「iPodが壊れたり、iPadやApple Macが落ちたりしたという苦情が寄せられました」とフィッシャー氏はBBCに語った。「とても面白い話ですが、中には失礼な人もいて、電話をガチャリと叩きつけてしまうんです」

サイダー売りの男性は、一番のお気に入りの訪問者は年配の紳士だったと話した。第一声は「ずいぶんおバカなことをしちゃいました」だった。なぜそうなのか尋ねると、男性は「87歳なんですが、アップルのMacを買ってしまったんですが、使い方が分からないんです」と答えた。

フィッシャー氏のアドバイスは、孫に譲ることだった。もう一人のAppleがどう思ったかは分からないが、Macの使い方について何らかの指示を得られたことを願う。

3年間、こうした電話(中には失礼なものもあった)を受け続けた後、フィッシャー氏は店名を「ノーフォーク・サイダー・ショップ」に変更することを決意しました。この変更は、イースターである2013年3月31日から有効となります。

フィッシャー氏は、社名変更の背後にアップル社はいないと強調し、BBCの取材に対し、同社に対して「多大な敬意」を抱いていると語った。しかし、最終的に手に負えなくなったのはアップル社の顧客だった。

[CNet経由]

Knowledge Network