Appleは2019年にPro Display XDRを発表しましたが、近々新モデルが登場する可能性があるとの報道があります。関係筋によると、クパティーノに拠点を置くこのテクノロジー大手は、受賞歴のあるPro Display XDRよりも高解像度の新しい「Apple Studio Display」を開発しているとのことです。これは、写真家からアニメーター、動画編集の専門家まで、幅広いクリエイティブプロフェッショナルにとって非常に嬉しいニュースとなるでしょう。
新しいディスプレイの詳細が不明瞭
計画されているディスプレイに詳しい人々は、Apple Studio Display が Pro Display XDR の代替品となるのか、それとも新たな選択肢となるのかについては言及しなかった ( 9to5Mac経由)。
しかし、情報筋が明らかにしたのは、新型ディスプレイが7K解像度を実現するという点です。現在、AppleのPro Display XDRは32インチの6K(6016 x 3384)パネルを搭載しており、ピクセル密度は218ppiです。Apple Studio Displayの高解像度化は、より高いピクセル密度、あるいはより大きなパネルサイズを意味する可能性があります。

クパティーノがApple Studio Displayの32インチサイズを維持する場合、ピクセル密度は245PPIとなります。あるいは、Appleがディスプレイをより大きな36インチパネルに拡大する可能性もあります。その場合、ディスプレイのピクセル密度はPro Display XDRと同じ218PPIを維持します。
スタジオ展示をめぐる噂
2021年には、AppleがA13チップを内蔵した新型ディスプレイをテストしているとの報道がありました。さらに最近では、Appleが2022年に現行のPro Display XDRの半額で新型外付けディスプレイを発表する計画を示唆する報道もありました。もし示唆されているApple Studio Displayが専用のApple Siliconチップを搭載したモデルであれば、より低価格帯の候補にはならないと思われます。
しかし、Appleは過去にも「Cinema Display」を複数のサイズで提供してきました。おそらくApple Studio Displayと並行して、よりカジュアルユーザー向けにPro Display XDRの小型で安価なバージョンも計画しているのでしょう。
Apple Studio Displayの発売日は未定です。クパティーノでは3月8日に特別イベントが開催され、そこで新型Macが発表されるとの噂があります。しかし、WWDC前に新型外付けディスプレイが発表される可能性は低いようです。