アップルの自動運転車開発プロジェクト「プロジェクト・タイタン」チームへの人員削減の詳細が水曜日に明らかになった。同社が提出した文書によると、解雇される190人の従業員の大半はエンジニアだという。

4月中旬にレイオフ発生
人員削減は2019年1月に初めて公表された。アップルがカリフォルニア州雇用開発局に提出した新たな書類には、エンジニアリング・プログラム・マネージャー38名、ハードウェア・エンジニア33名、製品設計エンジニア31名、ソフトウェア・エンジニア22名が人員削減対象となっていると記載されている。
カリフォルニア州サニーベールとサンタクララにあるAppleの敷地内に勤務する従業員は解雇される。Appleは2014年にこれらの地域に進出し、同年に自動運転車部門を立ち上げた(サンフランシスコ・クロニクル紙より)。解雇は2019年4月16日から実施される。プロジェクト・タイタンのその他の従業員はApple社内の他の部署に異動されるが、解雇はされない。
アップルがプロジェクト・タイタンの従業員を削減するのは今回が初めてではなく、2017年にも実施している。先月、今回の一連の人員削減が確認された際、広報担当者は「同社は引き続き、自律システムに大きなチャンスがあると信じている」と述べた。