Apple、iOS 9.3.4でPanguのセキュリティ脆弱性を修正

AppleのiPhone向けプロセッサメーカーであるTSMCは、週末、コンピュータランサムウェア「WannaCry」ウイルスが製造設備に感染したことで、経営に打撃を受けた。ウイルスは、撤去作業中に製造設備を利用不能にした。ブルームバーグの報道によると、

TSMCは、金曜夜に発生したウイルス感染の影響を受けた製造装置の80%が復旧し、月曜には完全復旧する見込みだと発表した。同社は、アップルの次期iPhone向けチップ生産を増強している最中に発生した今回のウイルス感染により、出荷が遅れる可能性があるとしたが、影響を受ける顧客は明らかにしなかった。台北市場で同社の株価は1%以上下落した。

TSMCはAppleを優先している可能性が高いため、今秋発売予定のiPhone新モデルについては、入手性に大きな影響は出ないだろう。しかし、TSMCの他の顧客は、それほど影響を受けることはないだろう。

要チェック： TSMCがWannaCryウイルスに感染、チップ生産を停止