Wi-Fiアライアンス、新たなWi-Fiセキュリティ規格WPA3を開発中

Wi-Fiアライアンス、新たなWi-Fiセキュリティ規格WPA3を開発中

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2018年には、WPA3と呼ばれる新しいWi-Fiセキュリティ規格が導入されます。Wi-Fi Allianceは、Apple、Microsoft、Qualcommなどのデバイスメーカーで構成される非営利の業界団体であり、無線ネットワーク規格の策定を担っています。

WPA3

昨日、Wi-FiアライアンスはWPA2をWPA3にアップデートすると発表しました。WPA(Wi-Fi Protected Access)は、Wi-Fiネットワークのセキュリティ機能です。アライアンスが解決を目指す最も重要な課題の一つは、オープンなWi-Fiネットワークです。これらのネットワークは便利ですが、安全ではありません。

Wi-Fi セキュリティを強化するために WPA3 を導入する Wi-Fi Alliance のロゴ。

WPA3は個別のデータ暗号化も使用します。これにより、ネットワーク上の各デバイスとルーター間の接続が保護されます。さらに、WPA3はブルートフォース辞書攻撃に対する保護にも役立つため、ハッカーが特定のソフトウェアを使用してパスワードを推測することが困難になります。パスワードの推測に一定回数失敗すると、WPA3は攻撃者をブロックします。

同アライアンスの社長兼CEOであるエドガー・フィゲロア氏は次のように述べています。

セキュリティはWi-Fi Alliance認定プログラムの基盤であり、Wi-Fi CERTIFIEDセキュリティソリューションファミリーに新機能を導入できることを大変嬉しく思います。Wi-Fi CERTIFIED認定は、Wi-Fiデバイスが相互運用性とセキュリティ保護の最高水準を満たしていることを意味します。

政府、防衛、産業グループなど、より高いセキュリティ ニーズを持つ組織では、192 ビットの暗号化標準が使用されます。

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