
Apple CEO ティム・クックと Apple TV+
JPモルガンのトップアナリストが投資家向けに書いたメモによると、Apple TV+の有料会員数は2025年までに1億人に達すると予測されている(AppleInsider経由)。サミク・チャタジー氏は、現在のコンテンツと普及率の両方を「概ね低調」と評価しているにもかかわらず、この数字は出ている。

JPモルガン、Apple TV+の成長を支援
チャータジー氏は、現在Apple TV+に加入している人の大半は、新デバイス購入時に1年間無料などの無料特典を利用していると考えている。しかし、対象者のうち実際にこの特典を利用しているのはわずか5~15%程度とみられる。それでもチャータジー氏は、Apple TV+は「受賞歴のあるコンテンツを生み出すために、優れた才能の獲得に注力している」ことで、競合他社との差別化を図っていると述べた。
Apple TV+の普及は今のところ緩やかなスタートとなっているが、今後は質、量、予算の向上が相まって普及が進むとみており、投資家はまだ長期的な見通しを諦めるべきではないと私たちは考えている。
チャタジー氏は、11月に無料トライアルが終了するにつれ、契約更新率が「健全な水準」に達すると予想している。また、Apple TV+で視聴可能なコンテンツの増加にも言及した。
[Apple TV+のスポーツ番組は元Amazon幹部が主導する模様]