Appleは木曜日、教育者と学生向けのコーディングプログラムとリソースのアップデートを発表しました。Develop in SwiftとEveryone Can Codeのカリキュラムが全面的に刷新されました。さらに、教育者向けにDevelop in Swiftの新たな専門学習コースも開始しました。

Apple Swiftの新しい教育リソースが利用可能になりました
Develop in Swiftカリキュラムは、高校生および高等教育機関の生徒を対象としており、教育者からのフィードバックに基づいて再設計されました。4冊のシリーズで構成されています。
- Swift Explorations で開発する
- Swift AP CS 原則で開発する
- Swiftで開発する基礎
- Swiftデータコレクションで開発
最初の3冊は本日Apple Booksで無料でご利用いただけます。4冊目は秋に配信予定です。
Appleはまた、教育者向けの新しいオンラインプロフェッショナルラーニングコース(無料)を発表しました。このコースを指導するAppleのエキスパートが、講師によるSwiftとXcodeの指導をサポートします。ご興味のある方は、本日中にお申し込みください。コースは7月13日よりCanvas Learning Management Systemで公開されます。
さらに、在宅教育を受けているお子様を持つ保護者の皆様を支援する取り組みの一環として、「A Quick Start to Code」という新しいリソースが利用可能になりました。iPadまたはMacで10歳以上の方向けに、10個のプログラミングチャレンジが用意されています。
Appleのマーケット、アプリ、サービス担当副社長スーザン・プレスコット氏は次のようにコメントしている。
Appleは40年にわたり教育者の皆様と共に歩んできました。Develop in SwiftとEveryone Can Codeが、教師や生徒たちが地域社会に貢献する上で重要な役割を果たしてきたことを、私たちは特に誇りに思っています。コミュニティカレッジの学生がキャンパス向けの食料安全保障アプリを開発したり、中学校の教師が夏休み中にバーチャルプログラミングクラブを主催したりする様子を目にしてきました。コンピュータサイエンス教育へのアクセス拡大への取り組みの一環として、経験の有無にかかわらず、より多くの教育者がコーディングを学び、次世代の開発者やデザイナーを指導する機会を得られるよう、新たなプロフェッショナルラーニングコースを追加できることを大変嬉しく思います。