ビットコイン発明者の主張は法廷闘争へ

ビットコイン発明者の主張は法廷闘争へ

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誰かの手にある物理的なビットコイン

クレイグ・ライト氏は、ビットコインの発明者サトシ・ナカモト氏を名乗っている。しかし、多くの人が彼の主張に異議を唱えており、イーサリアムの創始者ヴィタリック・ブテリン氏もその一人だ。ブルームバーグの報道によると、両者は会議中に衝突し、ライト氏は現在、裁判にかけられている。

この詐欺師とされる人物は、オーストラリア生まれの技術者クレイグ・ライト氏で、3年前にビットコインの発明者だと名乗り、有名になった。一方、扇動者であるヴィタリック・ブテリン氏は、ロシア系カナダ人で童顔をしたプログラマー。イーサと呼ばれる別の人気デジタル通貨の作成に貢献した人物だ。ブテリン氏のイーサにおける役割に異論を唱える者はいないものの、ライト氏がビットコインの背後にいる謎の天才サトシ・ナカモト氏であるという主張を否定する者も多い。…ある時点で、ライト氏は、自身の目的を達成するために法廷が便利な場になると判断した。英国ノーサンブリア大学で法学の修士号を取得したというライト氏は、一連の訴訟によって自分がビットコインの父としての地位を確立できることを期待している。「これにより、Twitterで判断されるのではなく、裁判官の前で自分の資格を証明する機会が得られる」とライト氏はブルームバーグへのメールで述べている。

要チェック:ビットコイン発明者の主張は法廷へ

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