米国務省は、欧州がファーウェイに関するメッセージを理解していると考えている

米国務省は、欧州がファーウェイに関するメッセージを理解していると考えている

ロンドン発 ― 米政権は、欧州議会がファーウェイに対する懸念を理解し始めていると考えている。ある政府高官は記者団に対し、中国の通信大手ファーウェイについて「人々は我々の主張を理解し始めている」と述べた。

セキュリティリスク

モバイル・ワールド・コングレスが開催されているバルセロナで講演した米国務省のサイバー・国際コミュニケーション担当大使ロバート・ストレイヤー氏は、「中国発の技術に内在するセキュリティリスクについて私たちが主張していることを人々は理解し始めている」と述べた。

「ファーウェイ自体がこれまで二枚舌で欺瞞的であったことは承知している」とストレイヤー氏は付け加えた(ロイター通信経由)。ドイツと英国は最近、ファーウェイに対する姿勢を軟化させる可能性を示唆した。

米国は、西側諸国政府に対し、5Gネットワ​​ークの構築においてファーウェイ製品を使用しないよう強く求めてきた。ファーウェイは繰り返しその事実を否定しているものの、米国は同社が中国政府のためにスパイ活動を行っていると考えている。ファーウェイの郭平会長は日曜日、バルセロナでの講演でこの点を改めて強調した。

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