
クレジット: Devesh Beri/MacObserver
Appleは、ナビゲーションサービス「Appleマップ」をウェブブラウザに拡張し、Androidユーザーにも初めて利用可能にしました。これまでAppleデバイスのみで利用可能でしたが、今回の変更により、AndroidおよびWindows PCのユーザーは、ChromeやEdgeなどのブラウザから直接Appleマップを利用できるようになります。この新しいウェブベースのAppleマップは現在ベータ版で、車と徒歩でのルート案内、写真、営業時間、評価、レビューなどの詳細な場所情報を提供しています。
ウェブ版では、マップのプレイスカードから食べ物を注文したり、厳選されたガイドを閲覧して地元のレストラン、ショッピング、観光スポットを探したりといった操作も可能です。Appleは、インタラクティブな3Dストリートレベル画像「Look Around」などの追加機能を近日中に追加すると発表しました。MapKit JSを使用する開発者は、Appleマップをアプリケーションに統合することで、ナビゲーションツールや場所の詳細情報にシームレスにアクセスできるようになります。
自転車ルート案内はモバイル版のみの提供ですが、ウェブベースのAppleマップは複数のブラウザに対応することでアクセシビリティを向上させています。beta.maps.apple.comで英語版のベータ版をお試しいただけます。今後、より多くの言語とプラットフォームに対応していく予定です。長年Appleデバイス限定だった今回の追加により、様々なエコシステムのユーザーにとってGoogleマップの代替となる可能性が高まります。