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Appleの12年の歴史を持つOS Xプラットフォームの9番目のメジャーリリースとなるOS X 10.8 Mountain Lionは、現在Macコンピュータで最も多く利用されているオペレーティングシステムです。ウェブ分析会社Net Applicationsが金曜日に発表し、Computerworldが報じた利用状況によると、2012年7月のリリースからわずか6か月で、Mountain LionはオンラインMac全体の32%を占めています。
Net Applications データに基づくComputerworldチャート。
一方、2011年にリリースされたOS X 10.7 Lionのシェアは、全体の利用シェアの28%にとどまり、2%減少しました。OS XはMicrosoft Windowsなどの競合製品と比較してシステム要件が比較的高いため、古いMacを所有する多くのユーザーは、以前のバージョンのOSを使い続けるしかありません。その結果、2009年8月にリリースされたOS X 10.6 Snow Leopardは、依然として全Macの約29%で利用されていますが、OS X 10.5 Leopardは10%未満にまで減少しています。
ユーザーは互換性の問題から、自発的に古いバージョンのOS Xを使い続けることもできます。Snow Leopardは、AppleがRosettaテクノロジーをサポートするためにリリースした最後のオペレーティングシステムでした。Rosettaテクノロジーはバックグラウンドでシームレスに動作し、2005年にIntelプロセッサに移行するまでMacで使用されていた古いPowerPCアーキテクチャ向けに開発されたアプリケーションを実行できました。
歴史的に、OS Xの人気バージョンはピーク時に使用シェアが50%強に達し、Snow Leopardは約51%、Lionは47%に達しました。現在のペースでいくと、Mountain Lionは50%を突破する可能性がありますが、将来のOSバージョンではピーク時のシェアは低下する可能性があります。
Appleは比較的安価で入手しやすいデジタルリリースへと移行しているにもかかわらず、OS Xのメジャーバージョンを約1年に1回リリースするという同社の決定は、Macユーザーが新しいリリースに移行する時間が短くなることを意味します。さらに、Macの世代が進むにつれて性能が向上するため、ユーザーはハードウェアのアップグレードに消極的になる可能性があります。その結果、Macが最小システム要件を満たさなくなると、新しいOSのインストールをためらう可能性があります。
Net Applicationsは、4万のパートナーサイトへの月間1億6000万人以上の訪問者のウェブブラウザ使用状況をモニタリングすることで、レポート用のデータを収集しています。このサイトでは、オペレーティングシステムのシェアに加え、デスクトップとモバイルの両方のプラットフォームにおけるウェブブラウザと検索エンジンの統計情報も追跡しています。
[ MacRumors経由]