
HomePodのソフトウェアアップデートはホームアプリで管理されます
AppleのHomePodは、ソフトウェアアップデートに関してはApple Watchとよく似ています。iPhoneのアプリを使ってアップデートを行うからです。Apple Watchの場合はWatchアプリ、HomePodの場合はホームアプリ、つまりスマートホームデバイスを管理するのと同じアプリです。

Guilherme Rambo氏は9to5MacのためにAppleのiOSコードを詳しく調べ、HomePodのソフトウェアアップデートの仕組みを発見しました。ホームアプリでは、新しいソフトウェアアップデートを通知するだけでなく、Apple TVのように自動ソフトウェアアップデートを有効にすることも可能になります。
Appleが、主に音楽再生デバイスとして宣伝されているスマートスピーカーをホームオートメーションアプリで管理しているのは興味深い点です。一方で、AppleはiTunesのように、アプリに機能をフランケンシュタインのように詰め込んできた歴史があります。
HomePodの管理にホームアプリを使うことは、AppleがHomePodを据え置き型のSiriインターフェースとしてより便利に活用する計画を示唆しているのかもしれません。あるいは、スピーカーのアップデート管理に最適なアプリだとAppleが判断しただけかもしれません。
HomePodは、Siriによる音声コントロールに対応したスマートスピーカーです。キャニスター型のボディに、7つのツイーター、1つのウーファー、そして6つのファーフィールドマイクを搭載しています。音楽ストリーミングに加え、タスクやメッセージ、天気やニュースへのアクセス、HomeKit対応デバイスの操作など、Siriコマンドもサポートしています。
AppleのHomePodは現在349ドルで予約受付中です。2月9日(金)に店頭販売開始予定です。