Apple Watchは手首の上でたくさんの情報を表示できます。しかし、文字が少し小さいと感じることもあります。watchOS 8では、目の疲れを軽減する機能が追加されました。Apple Watchのズーム機能を使えば、目を細める必要がなくなり、もっとApple Watchを楽しめるようになります。

Apple Watchのズーム機能でテキストなどを拡大

AppleはApple Watch向けにさらに多くのアクセシビリティ機能を予定していますが、既存の機能も非常に便利です。ズーム機能を使えば、Apple Watchでタップするだけでテキストや画像を拡大できます。使い方を覚えれば、Apple Watchはほとんどの場合、必要な時にのみズームインとズームアウトするだけで、全く問題なく表示されます。

まず、この機能を有効にする必要があります。これは簡単ですが、設定が少し分かりにくいです。

1. ペアリングした iPhone でApple Watchアプリを開き、 「アクセシビリティ」をタップします。
2. [ズーム]をタップし、トグルスイッチをオン(緑) に切り替えます。
3. スライダーを左または右にドラッグして、最大拡大レベルを調整します。
4. ズームを無効にしたい場合は、手順を繰り返してオフ（グレー）の位置に切り替えます。

Apple Watchの設定アプリからこの機能を直接調整することもできます。操作方法は同じですが、最大倍率をスライダーではなくプラスとマイナスのボタンで調整します。

Apple Watchでズームを操作する

有効にすると、Apple Watchのディスプレイの拡大表示が簡単になります。2本指でディスプレイをダブルタップするだけで拡大表示され、もう一度2本指でダブルタップすると通常の表示に戻ります。

画面を拡大した後は、2本指でドラッグして画面をパンできます。デジタルクラウンを回すと拡大領域も移動するので、読みたいものや見たいものに焦点を絞ることができます。デジタルクラウンを通常の用途で使用したい場合は、2本指で画面を1回タップしてモードを切り替えます。こうすることで、拡大設定や拡大領域を調整することなく、リストをスクロールしたり、地図を拡大したりできます。

画面の拡大率を調整するには、2 本の指でダブルタップして押したまま、指を上または下にドラッグして表示を拡大または縮小します。