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Appleが3月四半期のiPhone 5の部品発注台数を6,500万台から50%削減したとの報道を受け、ウェルズ・ファーゴのアナリスト、メイナード・ウム氏は投資家に対し、深呼吸をするよう助言している。ウム氏は、6,500万台という数字はそもそも現実的ではなく、Appleの部品発注は現在の販売予測とより一致していると考えている。
アナリスト:投資家はiPhoneの数字が現実的でなかったことに憤慨している
ウム氏は次のように述べた。
我々は、投資家は6,500万台という予測にあまり価値を置くべきではないと考えている。その理由は、(1) 注文の削減は目新しいニュースではないこと、(2) 通常季節的に遅い四半期に連続して大きな増加が示唆されていること(そして12月四半期の加速を考えると新規キャリアの立ち上げが少ないこと)を考えると、Appleが3月四半期に6,500万台のiPhone 5を出荷した可能性はごくわずかだったと思われるためである。6,500万台は、12月の4,600万台という予測に基づくと、41パーセントの連続増加を意味する。
サプライチェーン筋によると、AppleのiPhone 5の部品発注量は「同社が以前に発注を計画していた量の約半分にまで落ち込んだ」とのことで、同社のスマートフォンとiPodの組み合わせに対する需要はそれほど高くないのではないかという憶測が広がっている。
ホリデーシーズン後の四半期は通常、売上高が減少する傾向にあり、ウム氏は今年も例外ではないと予想している。また、投資家はAppleのiPhone販売における真のニュースを見失っているとも考えている。
「ニュースの流れの中で見落とされがちなのは、アップルが記録的なiPhone四半期販売台数を達成する見込みだということだ。販売台数は前四半期比70%以上、前年同期比で25%近く増加すると予測している」と同氏は語った。
Apple の最初の会計四半期の収益報告は、1 月 23 日水曜日の市場が閉まった後に開始される予定です。Mac Observer では、いつものようにイベントのライブ中継を放送しますので、Apple の最新ニュースをぜひチェックしてください。
ウム氏は、アップル株の投資判断を「アウトパフォーム」に据え置き、目標株価を710~730ドルとしている。アップル株は現在、14.17ドル(2.72%)安の506.13ドルで取引されている。