macOSのあまり知られていない機能の一つに、同じ名前のフォルダを2つ(ただし、フォルダ内に異なるファイルが含まれている場合)結合できる機能があります。例えば、デスクトップに「テストフォルダ」という独創的な名前のフォルダがあるとします。

そして私の Dropbox には、まったく同じ名前の別のフォルダがあります。

もちろん、Dropbox の「テスト フォルダ」をデスクトップにドラッグすると、macOS はそこにあるものを置き換えるかどうか尋ねてきます。

ただし、ここが「結合」の部分です。Optionキーを押したまま、最初のフォルダーを 2 番目のフォルダーの場所(2 番目のフォルダーの上ではなく)にドラッグすると、新しい選択肢が表示されます。

ダイアログボックスで「結合」を選択すると、macOSはまさにその通りに動作し、2つのフォルダの内容を結合します。デスクトップ版の「テストフォルダ」には元々Pagesファイルしか入っていませんでしたが、この操作を行った後、Dropboxフォルダの2つの項目も含まれるようになりました。

これらのファイルのコピーはDropboxに残っていますが、オリジナルは削除されません。ただし、「結合」には「元に戻す」オプションがないので…そうですね…ファイルのことが心配な場合は、念のため、この操作を行う前に必ずバックアップを取ってください。
この機能は非常に便利ですが、私の経験からすると、非常に扱いにくいとも言えます。Appleのサポートドキュメントには次のように記されています。
「結合」オプションは、一方のフォルダにもう一方のフォルダには存在しないアイテムが含まれている場合にのみ表示されます。フォルダに同じ名前のファイルの異なるバージョンが含まれている場合は、「停止」または「置換」オプションのみが表示されます。
ご覧のとおり、同じファイルの異なるバージョンを含むフォルダーでこの機能を使用しようとすると、上図の「結合」ダイアログ ボックスではなく、次のダイアログ ボックスが表示されることがあります。

まあ、これは重要なバージョンの上書きを防ぐための良い安全策だと思いますが!でも、少なくともMac上の同じフォルダを整理する方法はあります。例えば、私の場合は「2016」というラベルの付いたフォルダがコンピュータのあちこちに12個くらいあります。Spotlightがこんなに簡単に、しかもわざわざ整理しなくてもフォルダを見つけられるようにしてくれなかったら、今頃パニックになっていたかもしれません。