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Appleは、セルフサービス修理プログラムを英国を含むヨーロッパ8カ国に正式に拡大すると発表した(写真提供:Apple)。
Appleは、セルフサービス修理プログラムをヨーロッパ内のいくつかの地域に拡大すると発表した。
このプログラムは4月に米国で開始され、現在はベルギー、フランス、ドイツ、スペイン、ポーランド、スウェーデン、英国に拡大されている。
Apple、セルフサービス修理プログラムを欧州8カ国に拡大
Appleは、セルフサービス修理プログラムを英国を含むヨーロッパ8カ国に拡大したと発表した。「Apple純正の部品とツール」とともに修理マニュアルが提供され、これらの国のユーザーはApple Siliconを搭載したiPhone 12、iPhone 13、Macノートブックを自分で修理できるようになる。
プレスリリースの中で、Appleは次のように述べている。
「お客様と地球にとって最良のテクノロジーとは、長く使い続けられるテクノロジーであると信じています。だからこそ、私たちは製品を耐久性の高いものに設計し、メンテナンスや修理をほとんど必要としないようにしています」と、Appleの最高執行責任者(COO)であるジェフ・ウィリアムズは述べています。「しかし、修理が必要になった際には、安全で信頼性が高く、安心できる修理の選択肢をお客様に多く提供したいと考えています。だからこそ、ヨーロッパでセルフサービスリペアを開始し、お客様がApple純正の部品、工具、マニュアルに直接アクセスできるようになることを大変嬉しく思っています。」
Appleは200種類以上のパーツと工具に加え、修理マニュアルも提供しています。さらに、Appleが提供する工具は同社独自のカスタムデザインを採用しています。Appleによると、これらの工具は「安全性と信頼性を最優先とする、大量かつプロフェッショナルな修理オプションの過酷な条件にも耐えられるよう設計されている」とのことです。
お客様はAppleから直接ツールキットを49ドルでレンタルできます。レンタル期間は1週間で、送料は無料です。
特定の問題
2022年4月末に米国で発表されたAppleのセルフサービス修理プログラムは、一部で批判を浴びています。AppleInsiderが指摘しているように、多くの人は、このプログラムは「修理する権利」を支持する批判者をなだめるための手段に過ぎないと考えています。
8月、修理のプロ集団iFixItはAppleの新しいプログラムを批判しました。具体的には、この修理ウェブサイトはAppleのMacBookのバッテリー交換の対応方法に問題があり、顧客の手続きを複雑にする可能性があると述べています。
さらに、 NPRによる7月の報道もこのプログラムを批判しています。YouTubeチャンネルSnazzyLabsも、iPhoneの画面を修理するのに97ポンド(約43kg)もの機材が必要だと批判しています。しかし、それでもなお、Appleがこのプログラムを前進させていることを称賛する声は多くあります。
Apple のセルフサービス修理 Web サイトは、こちらにあります。
Appleがセルフサービス修理プログラムを延長したことについてどう思いますか?コメント欄で教えてください。