AppleのAirPodsは、成長を続けるワイヤレスイヤホン市場を席巻し続けています。その原動力の一つは、10月に発売されたAirPods Proです。

AirPodsはワイヤレスイヤホン市場の41%を占める

カウンターポイント社の最新調査によると、AirPodの販売台数は2019年第4四半期に600万台に達しました。これは前年同期比44%増に相当します。同四半期、Appleはワイヤレスイヤホン市場の41%を占めました。さらに、Apple傘下のBeatsも僅かながらシェアを獲得しています。XiamoiはRedmi Airdotsの発売により2位に浮上し、Samsungは3位でした。両社の市場シェアは約6%でした。  この3ヶ月間で合計5,100万台のワイヤレスイヤホンが販売され、年間では1億3,000万台が販売されました。

このレポートを執筆したカウンターポイント・リサーチのシニアアナリスト、リズ・リー氏は次のように述べた。

Appleは2020年にAirPods Proを含む完全ワイヤレスヒアラブルデバイスを1億台以上販売し、市場における圧倒的なリードを維持すると予想されます。真の競争は2位争いとなり、特にプレミアム市場においてはその傾向が顕著です。昨年Galaxy Budsを800万台販売したSamsungは、Galaxy Buds Plusに期待されるノイズキャンセリング機能などの先進的な機能やデザインに加え、更なる進化を遂げなければ、ライバルに打ち勝つことはできません。