フランス当局は、Appleに対し2,500万ユーロ（約2740万ドル）の罰金を科した。これは、同社が古いiOSデバイスの動作を遅くしていたことを認めたことを受けての措置だ。

iPhoneの電源機能でAppleが罰金

フランス競争・消費・詐欺防止総局（DGCRF）は、Appleに対して2年間にわたる調査を実施しました。その結果、iPhone 6、iPhone SE、iPhone 7のユーザーは、iOS 10.2.1および11.2をダウンロードするとデバイスの動作が遅くなることが知らされていなかったと結論付けられました。iOSの電源管理機能が動作を遅くする原因となっていました。2018年、Appleは顧客に対し、29ドルでiPhoneのバッテリーを交換できるプログラムを開始しました。

Appleの広報担当者はCNETに次のように語った。

私たちの目標は常に、お客様に愛される安全な製品を作ることであり、iPhoneをできるだけ長くお使いいただくことはその重要な一部です。DGCCRFと協力してこの問題を解決できたことを嬉しく思います。