温度センサーはArduinoの多くの可能性の1つに過ぎない

まだArduinoをご存知でない方は、ぜひ実践的な使い方をいくつか学んでみてください。SparkFun Electronics社からレビュー用にSparkfun Inventor's Kitを送ってもらってから、数週間ほどArduinoを触って（というか、いろいろと試して）きました。レビューはまだこれからですが、まずはこの技術とは何か、そしてArduinoで何ができるのかについてお話ししましょう。これらはArduinoの便利さを示す3つの例に過ぎません。

Arduino とは何ですか?

Arduinoはプログラマブルロジックコントローラ（PLC）であり、オープンソースの電子プロトタイピングプラットフォームです。言い換えれば、電子部品を接続できるマイクロコントローラ（コンピュータではありません）です。センサー、サーボ、モーター、ライト、LCDやOLEDスクリーンなど、様々なデバイスを接続できます。その可能性はほぼ無限であり、Arduinoの有用性は事実上無限です。

Arduinoは単なるボードではありません。実際、Arduinoの設計仕様もオープンソースなので、市販の部品をいくつか組み合わせて、独自のArduinoプロトタイピングボードを作成することができます。

現在、SparkFun Red Board（発明キットに付属していたArduinoボード）とArduino 101を所有しています。Arduinoを使って解決できる新しい課題を考え続ける中で、様々な機能を持つボードをさらに購入していく予定です。それでは、Arduinoの実用的な活用方法をいくつか見ていきましょう。

もちろん、Apple が HomeKit を Arduino の発明者に公開したことも注目すべき点です。これについては、近いうちに詳しく取り上げる予定です。

温度センサーを使ったArduinoの有用性の強調

Arduinoをいじり始めてから初めて完成したプロジェクトです。これは、現在の温度を読み取り、その情報をiPhoneに送信するプロトタイプです。使用した部品は比較的簡単に手に入ります。必要なのは、Arduino 101ボード本体（Bluetooth Low Energy内蔵）、USB-A-USB-Bケーブル、電子回路ブレッドボード、3本のワイヤー、そしてTMP-36温度センサーだけです。

これだけあればMacに温度データを送信するのに十分でしたが、iPhoneにも情報を送りたかったのです。そこで、Apache Cordovaを使ってカスタムアプリを作成しました。CordovaはHTMLとJavaScriptを取り込み、iPhone、Android、その他様々なモバイルプラットフォームで動作するアプリにコンパイルします。

完全なビルドプロセスについては後日説明します。

Arduino 搭載アラームシステム

Arduinoの有用性を示すもう一つのプロジェクトは、シンプルな警報システムを自作することです。Arduino、モーションセンサー、ピエゾブザー、LEDストリップライトを使えば、近くの動きを検知するシステムを作ることができます。すると、高音のノイズを発し、LEDストリップを点灯させることで、侵入者を驚かせ、追い払えるかもしれません。これで家を守ることはできませんが、ルームメイトがあなたのおやつ入れを荒らすのを思いとどまらせるには十分でしょう。

下のビデオで、Arduino アラーム システムの動作を確認してください。

Arduinoで芝刈り機をリモートコントロールする

最後に、Arduinoで芝刈りができるとしたらどうでしょう？ まあ、直接ではなく（高度なプログラミングをすれば可能かもしれませんが）、リモコン操作で。Instructablesユーザーのjohndavid400さんがこれを実現し、このプロジェクトは単なる芝刈り機以上のものになりました。

Lawnbot400は、単なる芝刈り機ではなく、芝生のユーティリティ機器へと進化しました。開発者は、トラックから庭の花壇まで土を運ぶようにプログラムと改造を施しました。このYouTube動画で、その汚れ仕事ぶりをご覧ください。本当にクールです。

Arduinoのより実用的な使い方

この技術を使えば、実用的にも、ただ楽しむプロジェクトにも、まだまだたくさんのことができます。次のプロジェクトの一つは、夜中に起きた時に使えるように、ベッドの下に人感センサー付きのLEDライトを設置することかもしれません。きっと楽しいはずです！