1分で読めます
| ニュース

Apple CEO ティム・クック氏が RTE ニュースのインタビューを受ける
クック氏によると、アップルは過去12ヶ月間でコークの従業員数を4,000人から5,000人に増やした。今後18ヶ月でさらに1,000人を増員する予定だ。クック氏によると、アップルの欧州従業員の約4分の1がコークに拠点を置いているという。
アップルは1980年にコーク工場でApple ][コンピュータの製造を開始して以来、長年アイルランドに拠点を置いている。アップルは現在も同地にiMacを製造する工場を所有しており、6月時点で同工場の従業員数は約4,000人で、これはアップルのアイルランド国内従業員総数のかなりの割合を占める。
しかし、欧州委員会が精査しているのは、Appleとアイルランドとの税務協定です。Appleは、欧州事業の大部分をアイルランドで計上できる、完全に合法かつ公正な企業構造を保っていると主張しています。アイルランドの税率は極めて低く、欧州委員会は、この企業構造とAppleとアイルランドとの協定を調査しています。
「彼らがどのような返答をするかは、確かなことは言えません」と、ティム・クックCEOはRTEニュース( The Loop経由)のインタビューで述べた。「確かなのは、証拠と経緯が公平な基準で検討されれば、起訴などは一切行われないと確信しているということです」
クック氏は米国におけるアップルの税制について質問されると、自社の行為はすべて合法だと主張し、アップルの税制が気に入らないのであれば議員が法律を変えるべきだと述べた。
そのため、同氏はRTEニュースとのインタビューで、欧州委員会の調査の中心的な懸念事項の一つであるアイルランドとの特別な取り決めはアップルにはないと主張した。
コークでの雇用増加を発表したことに加え、クック氏はダブリン大学トリニティ・カレッジの哲学協会から名誉後援金メダルを受け取るために出席した。
RTEニュースの記事には、クック氏への15分間のビデオインタビューが掲載されています。ただし、サイトには動画を埋め込む機能はありません。その他のトピックとしては、プライバシーとセキュリティの重要性、アイルランドにおける国民投票による同性婚合法化などが挙げられます。