iTunesを使ってMacとiPhone間でファイルを転送する方法

iTunesを使ってMacとiPhone間でファイルを転送する方法

Appleデバイス間でファイルを共有する方法は複数あります。AirDrop、iMessage、メールなどを使うこともできます。しかし、見落とされがちなのがiTunesファイル転送機能です。以下で手順を解説します。

iPhoneファイル転送

Appleのサポートウェブサイトでは、iCloud Drive、Handoff、またはAirDropを使って「すべてのデバイスでドキュメントを最新の状態に保つ」ことができると書かれています。 しかし、2GBのファイルを転送する必要がある場合はどうでしょうか?あるいは、Wi-Fiのない場所にいて、ファイルを自分宛に転送する必要がある場合はどうでしょうか?そんな時こそiTunesの出番です。

iOSデバイスには、macOSのようなアクセス可能なファイルシステムがありません。代わりに、各アプリには独自のドキュメントライブラリがあります。iTunes File Transferを使えば、各アプリのライブラリ間でファイルをコピーできます。

iPhone、iPod、またはiPadをiTunesがインストールされているコンピュータに接続すると、プログラムにデバイスが表示されます。AppleはiOS 9でアプリの軽量化を導入したため、iOSデバイスとMac間でアプリの同期は行われなくなりました。ただし、ファイル転送は引き続き可能です。

iTunesの電話アイコン
電話アイコン

iTunesで電話アイコンをクリックした後、左側のサイドバーにある「Apps」をクリックします。「ファイル共有」というセクションが表示されるまで下にスクロールします。デバイスに現在インストールされていて、ファイル転送が可能なアプリの一覧が表示されます。

ファイル転送アプリリスト
ファイル転送アプリ一覧

例えば、iOS版iMovieでムービーを作成した場合、iTunesにエクスポートできます。その後、MacでiTunesを開き、パソコンに保存できます。また、逆にiTunesを使ってビデオをiMovieにドラッグすることも可能です。

iTunesでiMovieを転送する
iMovie転送

iTunesファイル転送なら、ファイルサイズに制限がありません。ギガバイト単位のデータでもiPhoneに簡単に転送できます。転送したファイルは他人のサーバーにアップロードされないので、プライバシーも確保できます。次回デバイス間でファイルを転送する必要があるときは、iTunesをご検討ください。

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