ティム・クックCEOは、今月下旬にアップル株から巨額の利益を得る見込みだ。複数のストックオプションが権利確定し、1億1400万ドル相当の報酬を受け取ることになる（Telegraph経由）。
ティム・クックの株式ボーナスが権利確定へ
クック氏がアップルに留任したことで受け取った28万株は、近日中に権利確定する予定で、株価の動向に連動する28万株も付与される。クック氏が全額を受け取るには、2019年8月までの3年間で、アップル株がS&P500構成企業の3分の2を上回るパフォーマンスを達成している必要がある。金曜日の取引終了時点で、アップルの時価総額は9170億ドルを超え、株価は1株203ドルだった。これは2019年初頭から40%弱の上昇となる。
クック氏はアップル取締役会に対し、自身の株式配当を2013年の株価動向に連動させるよう求めた。同氏は以前、収入の大半を慈善事業に寄付すると述べていた。
