サムスン、Galaxy S9スマートフォン向けに不気味なアニ文字を開発

サムスン、Galaxy S9スマートフォン向けに不気味なアニ文字を開発
Samsung Galaxy S9 AR絵文字

サムスンのGalaxy S9スマートフォン向けAR絵文字機能

サムスンは週末にGalaxy S9スマートフォンを発表しましたが、その新機能の一つ「AR Emoji」は、実に不気味です。AR EmojiはAppleのAnimojiに対するサムスン側の回答ですが、楽しい動物の絵文字ではなく、自分の顔を不気味な漫画風のアニメーションのホムンクルスに変えてしまいます。

Samsung Galaxy S9 AR絵文字
サムスンのGalaxy S9スマートフォン向けAR絵文字機能

Galaxy S9とS9+は、「人々がコミュニケーションを取り、共有し、世界を体験する方法を再構築するスマートフォン」というブランド名で販売されています。これはおそらく、人々がシュールで不穏な形式でのコミュニケーションを好むことを示しているのでしょう。

サムスンのシステムは、従来の2D顔画像を撮影し、それを漫画風のアバターに変換してアニメーション化します。一方、AppleのiPhone Xは3Dセンサーシステムを使用して顔をリアルタイムでマッピングし、その動きを実際の絵文字にマッピングします。

テクノロジー系動画を配信するYouTuberのオースティン・エバンス氏は、この機能についてTwitterで「恐ろしさと驚きの中間くらい」とうまくまとめている。

#GalaxyS9 の AR Emoji は恐ろしくも素晴らしいです。pic.twitter.com/R31tz12aqq

— オースティン・エヴァンス (@austinnotduncan) 2018年2月25日

AR絵文字の不気味さはさておき、S9のカメラスペックはかなり印象的です。F1.5 / F2.4のデュアル絞り、最大960fpsのスローモーション、そして自動リアルタイム物体認識機能を備えています。Samsungによると、このカメラシステムは明るい場所でも暗い場所でも同じように優れた性能を発揮するとのことです。

https://youtu.be/5_-NKRVn7IQ

それでも、サムスンのアニ文字模倣の試みは的外れだった。もしかしたら、Appleがアニ文字で絵文字風のキャラクターを限られた数しか提供しなかった理由が、このためなのかもしれない。

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