顧客のプライバシーを保護するための新しい法律が、明日2020年1月1日にカリフォルニア州で施行されます。米国の小売業者は、この法律の遵守を確実にするために急いでいます（ロイター通信経由）。

カリフォルニア州の企業は新たなプライバシー規制に備える

カリフォルニア州消費者プライバシー法（CCPA）では、消費者が企業に対し、自分のデータを第三者に販売されたくない旨を伝えることができます。カリフォルニア州の小売業者は、この新規制への遵守に取り組んでいます。例えば、ウォルマートはウェブサイトに「Do Not Sell My Info（私の情報を販売しないでください）」リンクを設置する予定です。さらに、店舗では新法に関する説明板を設置します。ホーム・デポは、全米の消費者に関連情報を提供する予定です。カリフォルニア州内の店舗では、関連情報へのリンクとなるQRコードと看板を設置する予定です。

小売業者だけでなく、GoogleやFacebookなどの大手テクノロジー企業、アプリ開発、ストリーミングTVサービス、広告、モバイルサービスプロバイダーなどもこの規制の影響を受ける。しかし、Facebookは以前、新法は彼らには適用されないと考えていると述べていた。