フォックスコンは2019年7月からインドでiPhone Xの製造を開始する。生産は台湾メーカーのチェンナイ近郊にある160エーカーの工場で行われる。

インドでの生産増強
フォックスコンもアップルも詳細を公に認めていない。しかし、匿名の関係者はエコノミック・タイムズに対し、「フォックスコンはチェンナイ工場でiPhone X(シリーズ)の生産を開始する。今後、生産能力を増強し、さらに上位モデルへの多様化を図る計画だ」と語った。
フォックスコンのインド移転に関する本格的な議論は2018年12月に始まった。そして今月初め、同社がアップル製品の製造に備えてチェンナイ工場の改修に3億ドルを投資したことが明らかになった。
インド携帯電話・電子工業会(ICEA)によると、2018年にはインド国内で合計2億9000万台の携帯電話が組み立てられた。これには、インドでWistron社が製造したiPhone SE、6、7も含まれている。