GoogleのChromiumチームは火曜日、iOS版Chromeブラウザをオープンソース化したと発表しました。このプロジェクトは、iOSの特定の制限のため、数年にわたって進められてきました。ソースコードはGoogle Gitでご覧いただけます。

iOSの瞬きの中で

iOS上のすべてのブラウザはAppleのWebKitレンダリングエンジンを使用する必要がありますが、GoogleはChromiumでBlinkと呼ばれる独自のレンダリングエンジンを使用しています。2つのレンダリングエンジンによって複雑なコード問題が発生し、チームはChromiumプロジェクトに持ち込みたくなかったため、コードを再設計する必要がありました。

変更が完了したため、開発者はiOS版Chromiumを他のバージョンのChromiumと同様にコンパイルできるようになりました。Googleによると、これによりアプリ開発がスピードアップし、Chromeユーザーがバグや脆弱性をテストしやすくなります。