
グレイハウンド。画像提供:Apple
トム・ハンクスが『グレイハウンド』を放送開始した成功が、 Apple TV+の考え方に変化をもたらしたようだ。これまで大作シリーズが常に重要視されてきたことは明らかだが、 Fast Companyの情報筋によると、今後は大作シリーズに重点を置くことになるという。
ある情報筋によると、Apple TV Plusで年間12本の新作映画を公開する計画が検討されているとのことで、これはほぼ毎月1本のペースだ。そのうち2~4本は、グレイハウンドや、ウィル・スミス主演、アントワーン・フークア監督(『トレーニング・デイ』)による逃亡奴隷スリラー『エマンシペーション』といった大作になるという。『エマンシペーション』は、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズ、その他スタジオとの入札合戦の末、Appleが最近1億2000万ドルで買収した作品だ。別の情報筋は詳細を明らかにしていないが、Appleがハリウッドに対し、現在、より多くの大作映画をターゲットにしていると伝えていることを確認した。(Appleはこの件についてコメントを控えている。)Appleが大作映画に注力していることは、映画事業の強化を如実に示している。
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