XperiとTiVoは木曜日に合併を発表した。買収額は30億ドルとされている。

DVRおよびソフトウェアライセンス企業のTiVoとオーディオ技術マーケティング企業のXperiが、株式交換による合併により合併します。XperiのCEOはジョン・キルヒナー氏が務めます。合併後の新会社はXperiの名称を維持しますが、TivOブランドは存続します。

キルヒネル氏は次のように述べた。

この画期的な統合により、デジタルバリューチェーン全体にわたるユーザーエクスペリエンスの業界標準を確立する、高度に補完的な2社が誕生します。両社が協力することで、TiVoの優れたコンテンツアグリゲーション、メタデータ、ディスカバリー、レコメンデーション機能を、当社のホーム、車載、モバイルテクノロジーソリューションと統合し、お客様が消費者をワクワクさせ、満足させるエクスペリエンスを創造できるよう支援します。さらに、両社の豊富な業界専門知識と強力なイノベーションエンジンを融合させることで、両社の戦略的かつ大規模な特許ポートフォリオの価値をさらに最大化していきます。事業規模と多様性の拡大を通じて、魅力的で持続可能な長期的なキャッシュフローと株主価値を実現していきます。

TiVoのCEO、デビッド・シュール氏は次のように述べた。

コンテンツはかつてないほど豊富になり、その楽しみ方も多様化しています。急速に拡大し、断片化が進むデジタルユニバースにおいて、消費者は自分にとって大切なコンテンツを簡単に見つけ、楽しむことを望み、また必要としています。TiVoは常に、エンターテイメントを融合させる企業として歩んできました。そして今、私たちの使命は大きく拡大します。Xperiが年間1億台以上のコネクテッドTVライセンスを保有し、主要コンテンツプロバイダー、家電メーカー、自動車OEMとの相互補完的な関係を築いてきたことで、統合後のTiVoは、家庭、車、そしてモバイルにおける消費者のエンターテイメント体験を変革します。

新会社は世界最大級のライセンス会社の一つとなる予定です。両社合わせて1万件以上の特許と出願を保有しています。