補聴器メーカー、EarPodsの名称をめぐりAppleを提訴

補聴器メーカー、EarPodsの名称をめぐりAppleを提訴

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Appleはまたしても訴訟を起こされた。今回はEarPodsの商標をめぐり、補聴器メーカーのRandolph Divisions社から提訴された。訴訟では、iPhone 5に同梱されているAppleのEarPodsヘッドフォンがHearPodの商標と製品を侵害していると主張している。

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ランドルフ・ディヴィジョンズは、AppleのEarPodsという名称がHearPodと非常に類似しているため、デジタル補聴器を購入する消費者にとって混乱を招くと主張した。AppleのインイヤーヘッドフォンがHearPod補聴器と混同されるほど類似しているという主張を裏付けるため、提出書類には次のように記載されている。

原告商品と被告商品は、使用者の耳に挿入され、使用者への音の伝達を容易にし、強化するために使用されるという点で、性質が類似しています。

同社はearpod.comというドメインも所有しており、このドメインは自社のmyhearpod.comというウェブサイトにリダイレクトされます。myhearpod.comは明らかに補聴器関連のサイトです。サイトの性質を考えると、Apple純正のイヤホンを探している消費者は、新モデルを探している補聴器ユーザーよりも混乱する可能性が高いと思われます。

ランドルフ・ディビジョンズは2007年からHearPodの商標を保有しており、EarPodと似た音はあるものの、同社はAppleが消費者を自社製品と混同していると裁判所に納得させる必要がある。Appleの29ドルのEarPodsを補聴器だと思って購入する人がいる可能性は否定できないが、HearPodの価格は379ドルから1,100ドル近くまで上がることを考えると、その可能性は低いように思える。

AppleはEarPodsとApple EarPodsの商標を申請しているが、まだ認可されていない。

アップルはランドルフ・ディビジョンズの訴訟についてはコメントしていない。

[ The Next Webの情報提供に感謝します]

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