トランプ大統領、iPhoneのロック解除拒否をAppleに批判

トランプ大統領、iPhoneのロック解除拒否をAppleに批判

ドナルド・トランプ米大統領は火曜日(ロイター通信経由)、アップルを激しく非難した。ペンサコーラ海軍基地銃撃犯をはじめとする犯罪者が使用したiPhoneのロック解除を同社が拒否したことを批判した。

アップル、トランプ大統領の批判を否定

トランプ大統領は、当局がデバイスにアクセスできるよう、Appleは暗号化を解除すべきだと述べた。これは、同社が貿易よりも政府の支援から利益を得てきたためだとトランプ大統領は主張した。さらに、Appleは「責任を果たす必要がある」とツイートした。

トランプ大統領の発言は、ウィリアム・バー司法長官がAppleに対し、暗号解読を求めた要請を受けてのものだ。Appleは、ユーザー保護のためデバイスにバックドアを仕掛けることはしないと繰り返し表明しているにもかかわらず、このような発言が出た。しかし、同社はクラウドサーバーに保存されているデータへのアクセスを当局に許可している。同社はこれを「Appleが実質的な支援を提供していないという結論に至った」と述べている。

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