車の時代は終わり、Apple CarPlayが二輪車にも登場します。ネパールのEVスタートアップ企業Yatri Motorcyclesが、ワイヤレスApple CarPlay（およびAndroid Auto）を搭載した世界初の二輪車、P1 Gen 2を発表しました。

従来、Apple CarPlayは車のオーナー限定の特典でした。Yatriの統合により、ライダーはバイクのディスプレイから直接iPhoneの機能にアクセスできるようになります。Apple CarPlayの統合により、音声操作による音楽再生などの機能も利用できるようになり、ライダーは運転に集中でき、お気に入りの音楽を聴くことができます。

Apple CarPlayは、特に自動車において重要な機能のようです。最近の調査によると、購入者の35%以上がApple CarPlayが搭載されていない車は購入しないと回答しています。CarPlayの搭載がより一般的になり、広く知られるようになれば、バイクにも同様の傾向が見られるようになるかもしれません。

公式発売日はまだ公表されていないが、P1 Gen 2は2024年に発売されるという噂がある。価格の詳細もまだ明らかにされていないが、ネパールでオリジナルのP1の開始価格が565,000ルピー（約4,240ドル）であることを考えると、P1 Gen 2はプレミアム製品になると予想される。

カスタマイズが中心となると思われるCarPlay 2.0が間もなく登場し、自動車メーカーはダッシュボードディスプレイのレイアウトやメーターを通して自社のブランドアイデンティティを表現できるようになります。バイクメーカーも自社の車両にCarPlay 2.0を採用できるのでしょうか。

私自身も自転車に乗るので、地図のナビがずっと楽になります。今のところApple Watchを使っていますが、それほど悪くはありません。Apple Watchを使う前は、AirPodsの音声案内でナビを使っていましたが、正直言ってあまり安全とは言えませんし、ルートがかなり複雑になることもあります。道が混み合っていて、曲がり角を見逃してしまうこともよくあります。