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ロンドン発 ― ロンドン地下鉄にはWi-Fiが整備されているものの、駅構内に限られている。一方、東京、バルセロナ、香港、メルボルンといった都市では、トンネル内でWi-Fiが利用可能だ。地下鉄はまもなく4Gを導入する予定だが、だからといって制限がなくなるわけではない。Wired 誌は、なぜWi-Fiが未だ駅構内のみにとどまっているのかを調査。コストとトンネルの形状が主な理由として挙げられている。
ロンドンのWi-Fi未接続には複数の原因がある。まずコストだ。「技術的には駅構内にWi-Fiを設置するのは簡単だが、費用がかかる」と、ロンドン交通局(TfL)の商業通信部門責任者であるマシュー・グリフィン氏は語る。Wi-Fiを設置するには、駅構内の天井裏や空間に個別のアクセスポイントを設置し、平面アンテナで信号を送る必要がある。簡単そうに聞こえるかもしれないが、すべてのアクセスポイントに届くようにケーブルを敷設するには莫大な費用がかかる。
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