AppleのiOS 18で、ついにiPhoneにネイティブ通話録音と文字起こし機能が搭載されました。便利な機能ではありますが、必ずしも正常に動作するとは限りません。多くのユーザーから、一部の通話録音で文字起こしが利用できないという報告が寄せられています。同じ問題でお困りの方は、以下の5つのテスト済みの修正方法で、再び使えるようになります。

iOS 18で通話記録が利用できない問題を解決する5つの方法

1. 言語と地域を確認する

現在、iOS 18の通話文字起こし機能は、英語（米国）、英語（オーストラリア）、広東語（香港）、韓国語（韓国）、中国語（中国本土）、スペイン語（米国）、スペイン語（メキシコ）を含む、一部の言語をサポートしています。これらの地域以外にお住まいの場合は、iOS 18の文字起こしサービスはご利用いただけません。

2. 通話録音の長さを確認する

Appleは言及していませんが、少なくとも現時点では、iPhoneは約1時間程度の長時間の通話録音を文字起こしできません。通話が数分（2～5分程度）続くと、iPhoneのメモアプリにすぐに文字起こしが作成されます。しかし、45分以上といった長時間の通話では、文字起こしが機能しないようです。さらに、15～20秒未満の非常に短い通話では、この機能が機能しない可能性があります。

iPhoneで長時間の通話を録音すると、iOS 18では自動でも手動でも文字起こしは行われません。手動で文字起こしをしようとすると、iPhoneに「文字起こしがありません。文字起こしはまもなく開始されます」と表示されます。また、回転するホイールと共に「文字起こし中」と表示される場合もあります。どれだけ時間を与えても、30分以上の通話録音の文字起こしは完了しません。

現時点では、これは中途半端な追加機能のようですが、Apple が将来のアップデートでこれを修正してくれることを期待しています。

3. ボイスメモにファイルをドロップする

通話の文字起こしを取得する最も簡単で効果的な方法の一つは、メモアプリからファイルを取り出してボイスメモにドロップすることです。これを行うと、すぐに文字起こしを取得できます。

1. メモアプリを開き、通話録音ファイルを見つけます。
2. ファイルを長押しして、「オーディオの共有」オプションを選択します。
3. 利用可能なアプリのリストをスワイプして、「ボイスメモ」を選択します。
4. 次に、ボイスメモ アプリを開きます。
5. 最後に、音声録音を見つけてタップします。

4. 言語を英語（米国）に切り替える 

地域を米国に切り替えることでもこの問題を解決できます。iOS 18の通話音声文字変換はいくつかの言語をサポートしていますが、英語（米国）を選択すると最もうまく機能すると報告されています。

iPhone の優先言語として別の言語を設定している場合は、英語 (米国) に切り替えて、問題が解決するかどうかを確認してください。

1. [設定] > [一般]を開きます。
2. 下にスクロールして「言語と地域」をタップします。
3. [言語を追加]をタップします。
4. 英語（米国）を選択します。
   

5. iOSをアップデートする

最後に、iOSのアップデートを確認することをお勧めします。最適なパフォーマンスを楽しむには、iPhoneを最新の状態に保つことが不可欠です。Appleは定期的にソフトウェアアップデートをリリースし、バグ修正、セキュリティパッチ、新機能などを提供しています。iPhoneで通話録音や文字起こしが正常に動作しない場合は、ソフトウェアアップデートで改善される可能性があります。

1. iPhoneで、  「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」に移動します。
2. 更新が保留中の場合は、ダウンロードしてインストールします。
   

最新のiOS 18をご利用で問題が解決しない場合は、Appleが今後のアップデートで修正するまで待つのが最善策です。ソフトウェアリリースに注意し、アップデートがリリースされたらすぐにiPhoneにインストールしてください。

バグだらけのiOS 18とは異なり、2025年に予定されているiOS 19のアップデートでは、よりスムーズに展開されることを期待しています。