アナリスト予測:アップルは他のFAANG銘柄を上回る

アナリスト予測:アップルは他のFAANG銘柄を上回る

アップルの著名なアナリストは、同社が2019年に主要な競合他社を上回る業績を上げるだろうと予測した。同氏は、アップルがマクロ経済の問題から逃れられるわけではないものの、それでも他のハイテク株を上回る業績を上げると予想していると付け加えた。

「Apple as a Service」へのさらなる注力

ループ・ベンチャーズのアップルアナリスト、ジーン・マンスター氏は、アップルが2019年に他のいわゆるFAANG銘柄(Facebook、Amazon、Netflix、そしてGoogleの親会社であるAlphabet)を上回る業績を上げると予測した。マンスター氏は、同社の「新しい報告手法は、投資家の関心を売上高と利益の成長に向けさせ、サービスとしてのアップルという認識を前進させるだろう」と述べている。これにより「売上高と利益の可視性に対する信頼が高まり」、アップルに利益をもたらすだろうとマンスター氏は予測した。

マンスター氏はまた、「Facebook、Google、Amazonは今後数年間、規制の逆風に直面するだろう」と指摘した。さらに、2019年には、2020年または2021年に導入が予測されている5Gへの期待が高まるだろう。「5Gは、2014年に発売された大画面のiPhone 6以来、iPhoneにとって最大の新機能となるだろう」と同氏は述べた。

景気減速でアップルも「無傷ではいられない」

しかし、マンスター氏は「Appleもより広範な経済減速の影響を免れることはできない」と記し、これがAppleの3月期業績見通しにリスクをもたらすと述べた。しかし、長期的な経済減速に直面したとしても、「Appleは依然としてFAANG全体を上回る業績を上げると予想している」と付け加えた。

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