下院議員、FTCにキャリアIQデータロギングの調査を要請

下院議員、FTCにキャリアIQデータロギングの調査を要請

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マーキー下院議員はFTCへの書簡の中で次のように述べた。

このソフトウェアは、Android、Blackberry、Nokiaのユーザーにとって多くのプライバシー上の懸念を引き起こします。消費者は、このデータ収集について、またCarier IQがこの情報をどのように利用しようとしているのかを知りません。私は、議会超党派プライバシーコーカスの共同議長として、この慣行が消費者のプライバシー権を侵害するのではないかと懸念しています。

下院議員、FTCによるキャリアIQの実態調査を要求キャリアIQは、トレバー・エッカート氏がAndroid搭載スマートフォンのキー入力をすべて記録していたことを明らかにしたことで、非難を浴びました。キャリアIQはこの主張を否定し、エッカート氏を提訴しました。

AppleのiOSにもCarrier IQへの参照が含まれていることが判明しました。Appleはその後、iOS 5のリリース以降、同社のソフトウェアの使用を停止し、診断データの共有時にユーザーにオプトインの選択肢を提供したと述べています。Appleが収集していたオプトインデータは匿名であり、顧客の操作によるキー入力は一切含まれていませんでした。

アル・フランケン上院議員も先週、この問題に言及し、キャリアIQ社に対し、ユーザーデータをどのように、そしてなぜ収集しているのかを説明するよう求める書簡を送りました。「このソフトウェアは、携帯電話の電源を入れるたびに自動的に起動しているようです。また、一般ユーザーにはこのソフトウェアが起動していることを知る術はなく、仮に気づいたとしても、削除したり停止したりする合理的な手段がないと思われます」とフランケン議員は書簡の中で述べています。

マーキー下院議員は、FTCに対し12月20日までに調査要請に応じるよう求めている。書簡の全文は、同議員のウェブサイトでPDF形式で閲覧できる。

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