
新しいMacBook Proの起動音は消えたわけではなく、無効になっているだけだ
新しい15インチと13インチのTouch Bar搭載Retina MacBook Pro、そしてファンクションキー搭載の13インチMacBook Proでは、Macの起動音が廃止されました。実は、起動音が消えたわけではなく、無効になっているだけなのです。ターミナルを使えば簡単に再有効化できます。その方法については、以下をお読みください。

2016 年後半の 13 インチおよび 15 インチ MacBook Pro モデルで起動音を再度有効にする方法は次のとおりです。
- ターミナルを起動します。アプリケーション/ユーティリティの中に隠れています。
- このコマンドを入力します: sudo nvram BootAudio=%01
- プロンプトが表示されたら管理者パスワードを入力してください

これで完了です!これで、あなたの新しいMacBook Proは、以前のモデルと同じように起動時にチャイムを鳴らすようになります。チャイムを鳴らしたくない場合は、sudoコマンドの末尾の%01を%00に変更してください。
Appleが起動音をなぜ消したのか、と疑問に思う人もいるかもしれません。おそらく、新型MacBook Proには従来の電源ボタンがなく、代わりにノートパソコンの蓋を開けたり、充電ケーブルを接続したりするだけで電源が入るようになったためでしょう。
Appleは、ユーザーが起動音を望まない頻度で聞くだろうと考えたのでしょう。また、Macの起動速度は1984年当時に比べてはるかに速くなっているため、コンピュータの電源がオンになって起動していることを知らせる音声アラートは、以前ほど必要ではなくなりました。それでも、必要に応じて起動音をオンに戻せるのは安心です。
このコマンドを使って古いMacモデルの起動音を無効にしようとしても、うまくいきません。少なくとも、The Mac ObserverがテストしたMacではうまくいきませんでした。また、昔ながらのSystemAudioVolume NVRAM設定を変更しても効果がなく、起動後にミュートキーを押し続けても効果はありませんでした。まるでAppleが、2016年後半のリフレッシュ以前のすべてのMacで起動音を鳴らしたいかのようです。
[情報を教えてくれた Pingie に感謝します]