Logic Pro X 10.5 がリリース。Live Loops などのメジャーアップデートを搭載

Logic Pro X 10.5 がリリース。Live Loops などのメジャーアップデートを搭載
Logic Pro X 10.5 MacBook Pro iPhone iPad

Logic Pro X 10.5はデバイス間で動作します(画像提供:Apple)

Appleは、音楽制作ソフトウェアのメジャーアップデート「Logic Pro X 10.5」を発表しました。Live Loopsのプロフェッショナル版、新しいビートメイキングツール、そしてサンプリングワークフローの刷新などが含まれています。

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Logic Pro X 10.5はデバイス間で動作します(画像提供:Apple)

Live Loops が Logic Pro X 10.5 に登場

以前お伝えした通り、GarageBandのLive Loops機能がアップグレードされ、Logic Pro Xに搭載されました。リリースノートによると、この機能によりユーザーは「ループ、サンプル、録音を使ってグリッド内のセルを配置し、トリガーすることで音楽を作曲できる」とのことです。その他にも、iPadやiPhoneでLogic Remoteを使ってLive LoopsやRemix FX機能を使用することもできます。

アップグレードされたサンプラーでは、定番のEXS24プラグインが新しいデザインと拡張されたコントロールを備えています。また、プロデューサーはクイックサンプラーを使用して、サウンドを独立した楽器に変換できます。音源はLogic、Finder、ボイスメモ内から取得するか、クイックサンプラーに直接録音できます。

Logic Pro X 10.5には、新しいビート作成ツールも搭載されています。ドラムビート、ベースライン、メロディックビートをプログラミングできる新しいステップシーケンサーも搭載されています。このツールは、クラシックなドラムマシンをベースに設計されています。また、ソフトウェア生成のドラム音源を提供するDrum Synthと、独自の電子ドラムキットを構築したい人のためのDrum Machine Designerも搭載されています。

最新のMacハードウェアとmacOS向けに最適化

Appleは、Logic Pro Xが新しいMacハードウェアと最新バージョンのmacOSに最適化されていると発表しました。「Logic Pro X 10.5は、Logic Pro Xの発売以来最大のアップデートです。Logicを使い始めたばかりの方から、グラミー賞受賞アルバムの制作に既にLogicを活用している方まで、あらゆるアーティストにインスピレーションを与える強力な新ツールが搭載されています。これらのアーティストが次にどんな作品を生み出すのか、今から楽しみです」と、Appleのアプリケーション製品マーケティング担当バイスプレジデント、スーザン・プレスコット氏は述べています。

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