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鴻海精密工業の郭台銘会長は、アップルの厳格な品質管理により、自社工場がiPhone 5の生産需要に追いつけないと述べた。スターン・アギーのアナリスト、ショウ・ウー氏によると、状況は改善しつつあり、12月四半期のiPhone販売台数は4,650万台に達する見込みだとウー氏は見ている。
ショウ・ウー氏:12月四半期のiPhone販売台数は4,650万台に達する見込み
アップルの以前のiPhone 5の在庫問題は部品の不足が原因でしたが、最近では鴻海(ホンハイ)傘下のフォックスコンの生産工場がボトルネックとなっています。しかし、ウー氏のサプライチェーン調査によると、製造時間は改善しているようです。
「最近の報道によると、鴻海会長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は、iPhone 5はAppleの高い品質基準により製造が容易ではなく、旺盛な需要への対応に苦慮していると述べている」とウー氏は述べた。「これは、サプライチェーンのボトルネックが部品から組み立て工程に移ったという当社の以前の発言とも一致している。しかしながら、当社はサプライチェーンの生産能力を大幅に向上させており、12月四半期のiPhone販売台数合計4,650万台という見通しに引き続き満足している」
郭氏は今週初め、製造工程による遅延のためフォックスコンはアップルのiPhone 5の需要に応えられないと指摘し、同社幹部が「iPhone 5はフォックスコンがこれまで組み立てた中で最も難しいデバイスだ」と述べた10月の声明を裏付けた。
ウー氏は、「歩留まりが目標を下回っているのは、AAPLが非常に高い基準を設けているためです。AAPLは各モデルをミクロン単位で正確に複製することを目指しています」とコメントした。さらに、Appleの高い品質要求にもかかわらず、Foxconnは生産量を向上させていると付け加えた。
iPhone 5が発売されてから約1ヶ月、多くのお客様が列を作り始めました。在庫はまだ限られているため、同社のオンラインストアでは配送に3~4週間の遅延が発生しており、店頭での購入は通常、前夜に予約したお客様に限られています。
ウー氏はアップル株の投資判断「買い」を維持し、目標株価を840ドルとしている。アップル株は現在、12.57ドル(2.25%)安の545.43ドルで取引されている。