ストリーミングサービスやワイヤレスイヤホン、5G接続やAI搭載デバイスが、2020年の消費者向けテクノロジーへの記録的な支出を牽引するだろう。コンシューマー・テクノロジー・アソシエーション（CTA）が月曜日にCESで発表した新たなレポートでは、今年の米国での売上高が4,220億ドルに達すると予測されている。

AirPodsは82億ドル規模の産業の一部

成長の重要な原動力の一つはワイヤレスイヤホンです。AppleはAirPodsとAirPods Proのおかげでこの分野のリーダーとなっています。レポートによると、2020年のワイヤレスイヤホンの販売台数は2019年比で35%増加し、6,700万台に達し、82億ドルの収益を生み出すと予測されています。

Apple Musicなどのストリーミングサービスは成長へ

対照的に、Appleはビデオストリーミング市場への参入が比較的遅かった。しかし、現在では急成長を遂げている。レポートによると、この分野における消費者支出は昨年比29%増の241億ドルに達する見込みだ。これは、AppleやDisneyといった企業がストリーミング戦争に参入したことが一因となっている。

CTAは、Apple Music、Pandora、Spotifyなどのオンデマンド音楽サービスへの支出も増加すると予測しています。これらの支出は2020年には90億ドルに達し、前年比15%増となる見込みです。また、スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンの購入者が増えるにつれて、この市場はさらに成長の余地があると付け加えています。

レポートでは、消費者がスマートスピーカーをアップグレードしていることも指摘されています。Apple HomePodやGoogle Home、Amazon Echoといった競合製品は、音声操作と画面の両方を備えたデバイスに置き換えられています。販売台数は2019年比5%増の3,900万台、売上高は14%増の42億ドルと予測されています。

最後に、CTAは5Gスマートフォンの販売台数を2,050万台と予測しました。Appleは今年中に5G対応iPhoneを発売すると予想されています。