VNC (GNU Public License)
AT&T Laboratories Cambridge

新しいマシン（筆者はもうすぐピカピカのG4が届く予定です）を手に入れる際に直面するジレンマの一つは、古いマシンをどうするかということです。もちろん、屋根裏にしまったり、誰かにあげたりすることもできますが、古いMacはLinuxマシン、ファイアウォール、あるいはファイルサーバーとして使える優れたツールです。しかし、各コンピュータにモニターを設置するスペースがないかもしれません。デスクトップから別のコンピュータを操作できたら…

先日のAsk DaveコラムでVNCについて触れたので、早速調べてみました。VNCとはVirtual Network Computingの略で、その名の通り、ネットワーク上の別のコンピュータに仮想デスクトップを提供するパッケージです。素晴らしいのは、公式パッケージがMacだけでなく、UNIXとWindowsでも利用できることです。さらに、オープンソースの魔法のおかげで、30以上の環境に移植する取り組みも進められています。PalmからMacを操作できるなんて…想像してみてください。

パッケージはビューアとサーバーの2つの部分で構成されています。付属のAppleScriptアプリケーションのおかげで、サーバーのインストールは簡単です。

サーバーをインストールしたら、設定が必要です。少なくとも、マシンのデスクトップに名前を付け、パスワードを設定する必要があります。このパスワードは、他のVNCユーザーがデスクトップにアクセスしようとすると要求されます。特にマシンをインターネットに接続する場合は、ファイアウォールなどのセキュリティ対策も検討してください。

これで、ビューア (Mac またはその他) を実行して別のデスクトップに接続できるようになりました。

接続すると、リモートコンピュータのデスクトップの正確なレプリカが表示されます。リモートマシンのキーボードとマウスを操作しているかのように、マウスを動かしてポイントアンドクリックすることができます。

リモートマシンの画面を覗いてみると、実際にはリモートデスクトップを操作していることがわかります。これにより、限定的な共同作業が可能になります。メモ帳の文書を開き、ローカルユーザーとリモートユーザーの両方がテキストを入力できるようにしました。また、コンピュータの近くにいる詮索好きな人を驚かせるのにも使えます。

VNCはファイルコピーサービスを提供していませんが、これは製品が動作するプラットフォームの多様性を考えると当然のことです。VNCをご利用の場合は、既にTCP/IPネットワークに接続しているため、環境に最適なプロトコル（FTP、AppleTalk over IPなど）をご使用いただけます。この制限を除けば、VNCはほぼあらゆるマシンのデスクトップを表示および操作するための優れた手段です。

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便利なリンク

Mac VNCホームページ

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