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Apple本社のスティーブ・ジョブズ・シアターが、2018年構造芸術賞を受賞しました。この賞は、「構造エンジニアのビジョンとスキルによって、類まれな作品へと変貌を遂げた」建物に贈られます。
[この写真は、アップルがスティーブ・ジョブズ・シアターを建設した理由を示しています]
スティーブ・ジョブズ・シアター
構造技術者協会(ISE)によると、この劇場はガラスのみで支えられた世界最大の建造物です。屋根は炭素繊維製で、重量は約80トンです。屋根を支えるガラスパネルは、それぞれ12mm厚の合板を4層重ねて作られています。それでも、この劇場は地震にも耐えられるよう設計されています。

構造システムは、屋根に必要な配管、スプリンクラー配管、データシステム、オーディオシステム、セキュリティシステムを、ガラスパネル間の30mmのジョイントに収容できるように設計されました。クパチーノは地震の多い地域にあるため、地震活動から建物を保護するためにいくつかの対策が講じられています。
Apple は、Eckersley O'Callaghan & Arup と緊密に協力して Steve Jobs Theater を建設しました。
[スティーブ・ジョブズ・シアターの興味深いデザインを解説]