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Macworldによると、両社が交渉中だという情報は Proview の弁護士 Ma Dongxiao 氏から得たという。
アップルとProview、判決前にiPadの商標交渉中
この交渉は、中国における裁判所の判決を前にした法的手続きの一環である。交渉段階は任意であり、今回のケースでは双方が協議に同意したようだ。
AppleとProviewはiPadの商標をめぐって数ヶ月にわたり法廷闘争を続けている。Proviewは中国におけるiPadの販売阻止を試みているが、あまり成功していない。
Proviewは、iPadメーカーであるAppleが中国でiPadの名称の使用ライセンスを適切に取得していなかったことを証明するため、中国でAppleを相手取って訴訟を起こした。しかしAppleは、Proviewの子会社から商標を正当に購入しており、Proview Technologyもその取引を認識していたと主張している。
Proviewはまた、商標購入の処理にIP Application Developmentという仲介会社を使用したこと、そしてその名前が現在人気のマルチメディアタブレットに使われる予定だったことを開示しなかったことで、Appleが「抑圧、詐欺、および/または悪意を持って」行動したと主張して米国で訴訟を起こした。
Appleは、Proviewが商標権争いに関する虚偽の情報をジャーナリストや一般大衆に意図的に拡散したと非難して反撃した。同社の会長宛ての書簡の中で、Appleは偽情報の拡散が止まらない場合は法的措置を取ると警告した。
両者が合意に至らなかった場合、中国の裁判所が判決を下すことになる。裁判所がProviewに有利な判決を下した場合、Appleは罰金を科せられる可能性があり、場合によっては中国でのiPadの販売が停止される可能性もある。
アップル社はこの交渉についてコメントしていない。