CES - iTag で自分の持ち物を識別し、他の人が紛失した持ち物を返却できるようにしましょう

CES - iTag で自分の持ち物を識別し、他の人が紛失した持ち物を返却できるようにしましょう

ラスベガス – Howe High Techは、CES 2019の展示フロアでiTagデジタルタグシステムを展示しました。マネージングディレクターのDevon O. Howe氏がシステムのデモンストレーションを行いました。

iTagシステムは、Apple Payなどの決済システムにも使用されているNFC(近距離無線通信)技術を採用しています。そのため、スマートフォンをお持ちで、それを使って支払いができるなら、iTagを読み取るための端末も持っていることになります。AndroidやiPhone Xs、XRなど、一部のスマートフォンではNFC iTagの読み取りにアプリは必要ありませんが、それ以外の機種ではiTagアプリが必要です。

さまざまなiTag

次はタグ自体です。NFCタグには56ビットの一意のIDが含まれています。これは14文字の値で表されます。この値自体はあまり役に立ちません。そこで、システムの別の部分、つまりタグのデータを設定できるデータベースに移ります。データはiTagサーバーに保存されますが、前述のiTagIDとタグに付属のパスワードを入力すれば、データの確認や変更が可能です。

2枚の画像をアップロードし、そのタグに既に保存されているサンプルテキストを編集できます。これは、用途に応じて、友人や家族、従業員などが利用できる追加データとして利用できます。写真と連絡先データを保存する場合は、iTag.comのロゴがタグに大きく表示されるため、iTag付きの落とし物を見つけた人が、スマートフォンやiTagアプリで読み取ろうとすることを期待できます。

iTag に表示される画像とテキストのサンプル

前述の通り、NFCリーダーは必要ありません。タグをスキャンするためのスマートフォンがあれば十分です。アプリが必要な場合は無料でご利用いただけます。タグの数や種類が異なるキットもご用意しており、価格は8.95ドルです。

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