EUの税制裁定に対するAppleとアイルランドの控訴に関する判決は来週下される見込みです。アイルランド政府は今週初め、判決が水曜日に下されると予想していることを明らかにしました(ロイター通信経由)。

アップルとアイルランドのEU税制裁が間近に迫る
アイルランド財務省は声明で次のように述べた。
欧州連合一般裁判所(GCEU)が7月15日にApple State Aid訴訟の判決を下す予定であることが国に正式に通知された。
アイルランドのレオ・バラッカー副首相は、来週の判決に対し、当事者の一方が控訴する可能性が高いと述べた。今年初めのアイルランド訪問時、アップルのティム・クックCEOは、同社のアイルランドに対するコミットメントは「揺るぎない」と述べた。
この訴訟は、EUがAppleに対し130億ユーロ(160億ドル)の追徴課税を請求していることをめぐって争われている。アイルランドはAppleの欧州本社であり、同国はAppleに税制上の優遇措置を与えている。9月、アイルランド政府とAppleは当初の決定に対し控訴した。当時、Appleは当初の決定は「現実と常識に反する」ものであり、EUはAppleの事業を理解していないと主張した。控訴審はEU第二高等裁判所で審理された。