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2段階認証の仕組み
2段階認証を設定する際に、テキストメッセージを受け付ける電話番号をGoogleに登録しました。Googleは、あなたのアカウント名を使って不正なコンピュータからログインが試みられたことを検知すると、テキストメッセージで確認コードをあなたの携帯電話に送信します。おそらくあなたの携帯電話しか持っていないため、その確認コードでログインを認証できます。これにより、深刻なセキュリティ侵害を回避できます。
モバイルアプリの問題
iPadやiPhoneのモバイルアプリには、確認コードの入力を求める機能がありません。2段階認証を設定すると、iPadのRSSリーダーは認識されなくなり、更新できなくなります。そこで必要になるのが「アプリケーション固有のパスワード」です。これはGoogleが発行する新しいパスワードで、モバイルデバイスとアプリを認証するものです。
アプリケーション固有のパスワード
Googleが提供するアプリケーション固有のパスワードの設定手順は以下のとおりです。アカウントにログイン後、アカウントのセキュリティ設定にある「アプリケーションとサイトの承認」に進みます。アプリまたはデバイスの名前を入力し、「パスワードを生成」をクリックします。
画像クレジット: Google
これを行うと、そのアプリケーションのパスワードが作成されます。以下のようになります。
画像クレジット: Google
例
iPadのRSSリーダーは「Mr. Reader」です。Googleで設定したRSSフィードにアクセスします。再接続するために、Mr. Readerのアカウント設定にアクセスし、上記の3番目の丸で囲ったような新しいアカウント固有のパスワードを入力しました（注：スペースは関係ありません）。すると、Mr. Readerが再接続して更新されました。ご自身のRSSリーダーでパスワードを変更する方法はご自身でご確認くださいが、大体の流れはご理解いただけると思います。
その他のアプリとデバイス
Outlook、Mail、ThunderbirdなどのPOPおよびIMAP1メールクライアント、そしてスマートフォンのGmailやGoogleカレンダーなど、他のモバイルアプリでもこのプロセスを繰り返す必要があるかもしれません。これは、Googleにとって非常に価値のある二要素認証機能のセキュリティ強化のために、私たちが今日支払っている代償と言えるでしょう。
