アップル、ドイツでクアルコムのチップのみを搭載したiPhoneを販売へ

アップル、ドイツでクアルコムのチップのみを搭載したiPhoneを販売へ

ロンドン – アップルは木曜日、ドイツで旧モデルのiPhoneを再び販売すると発表した。ただし、これらのデバイスにはクアルコム製のチップのみが搭載される。

アップル、クアルコムの「恐喝的要求」を激しく非難

この決定は、2018年12月にドイツの裁判所でクアルコムが勝訴したことを受けてのものだ。Appleは、ドイツ向けiPhone 7sとiPhone 8sにおけるインテルとクアルコムのチップの混在使用を中止せざるを得なかったと述べている(ロイター通信経由)。Appleは、「クアルコムは、Appleを彼らの恐喝的な要求に屈服させるために、当社製品に対する差止命令を行使しようとしている」と述べている。

両社は現在、世界的な法廷闘争を繰り広げている。Appleは、Qualcommが違法な特許ライセンス行為を行っていたと主張している。これは、モデムチップ市場における自社の優位性を守るためだとAppleは主張している。一方、QualcommはAppleに特許を侵害されたと主張している。中国とドイツでも法廷闘争が続いており、4月には米国でも両社間の新たな訴訟が審理される予定だ。

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