フランス、パリ – パリで開催されたApple Expoの来場者たちは、新型iMac G5の外観に感銘を受けたものの、それが自分たちのニーズに合致するかどうかについては賛否両論だった。主にヨーロッパからの参加者を対象とした非科学的なサンプル調査では、Macユーザーのニーズと要望の多様性が明らかになった。

「見た目は気に入っています」とドイツのエドモンド・バークレー氏は語った。「今は、この価格で欲しい機能が搭載されているかどうかを見極める必要があります。」バークレー氏も新型iMacについて多くの意見を述べ、ハードドライブの容量、メモリ容量、その他の追加オプションといった機能が、どのモデルを購入するか、あるいはそもそもiMacを購入するかどうかの決め手になるだろうと語った。

「AirPortが標準装備になっていないのは残念だ」とフランス人のジャン・ピエール・デュモン氏はコメントした。「彼らはワイヤレスアクセスを熱心に推進しているのに、標準装備にしない。私もAirPortは追加するつもりだが、標準装備になるべきだ」

Mac ObserverがAppleブースで話を聞いた多くの人々は、デュモン氏の意見に同意した。大多数の人は、AirPort Extremeカードは価格に含まれているべきであり、79ドルの追加料金は妥当だが、追加で請求されるべきではないと考えている。

「Windows PCに匹敵する、あるいは今使っている古いiMacと同等にするには、そんなに多くの機能を追加しなければならないのではないかと心配です」と、フランスのケビン・アッカートさんは言います。「RAMは256MBしかないので、もっと増設しなければなりません。ハードドライブももっと大容量にしなければなりません。Wi-FiのためにAirPortも追加しなければなりません。そうなると価格がかなり上がってしまいます。あまり満足していませんが、見た目は気に入っています。」

しかし、スペインのアンヌ＝ロール・アルボードさんは、20インチ、1.8GHzのiMac G5は追加機能なしでも自分にぴったりだと考えていました。「現状のままで気に入っています」と彼女は言います。「あのすっきりとしたラインは、まさにMacらしいデザインです」。普段使うアプリケーションは256MB以上のRAMが必要か、あるいは256MB以上のRAMがあればより快適に動作するかと尋ねると、「もしかしたらそうかもしれません。でも、どうしても必要なら自分でメモリを追加しても問題ないと思っています」と答えました。

「20インチモデルが本当に気に入りました」とイタリアのセドリック・マオレさんは言います。「見た目もかっこいいし、ハードディスク容量もディスプレイサイズも十分です。購入するつもりですが、メモリは増設するつもりです。」

TMOがAppleブースを訪れた21人に話を聞いたところ、全員が新型iMac G5には512MBのメモリが標準搭載されるべきだと同意した。「Windows PCは512MBのRAMを搭載できるのに、Macはなぜできないのでしょうか？」とデュモン氏は言う。「メモリが多ければ多いほど、パソコンの動作が速くなることは誰もが知っています。」

しかし、参加者のほとんどは、iMac G5 が最初のフラットパネル iMac の満足できる強力な後継機であり、ほとんどの消費者に受け入れられるだろうと考えていた。

「これは次の『Mac Cube』にはならないだろう」とアルボード氏はコメントし、数年前にはiMacの代替として人気がなかった一般向けMacについて語った。