iPhone価格論争にもかかわらず、エジプトはAppleハブを望んでいる

iPhone価格論争にもかかわらず、エジプトはAppleハブを望んでいる

エジプトのモスタファ・マドブーリ首相は、アップルに対しエジプトでの存在感を高めるよう求めた。

エジプト政府は、国内にAppleの拠点を設置することを望んでいる。しかし、同国でのiPhone販売をめぐる論争は続いている。

エジプトのモスタファ・マドブーリ首相は、アップルに対しエジプト国内での実店舗展開を増やすよう求めた。

エジプトの技術教育プログラムに参加する

エジプトのモスタファ・マドブーリ首相は水曜日、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムでCNBCのインタビューに応じ、次のように述べた。

エジプトは大きな市場であり、Appleが直接進出するには魅力的だと思います。Appleはこれまでもエジプトに進出していましたが、それは間接的な代理店やサプライヤーを通してでした。しかし、昨日(Appleと)話し合ったのは、Appleをエジプトに進出させ、エジプトを同社の産業拠点の一つとし、地域全体にサービスを提供する拠点にするという構想です。

エジプト首相は、アップルが「特に、教育改革という我が国の非常に野心的なプログラム、そして我々が現在学生や子供たちにテクノロジーをどのように導入しているか」に関与してくれることを期待していると述べた。

iPhoneの値上げ疑惑

エジプト当局は、Appleの販売慣行がエジプト国内でのiPhone価格の大幅な上昇につながったと主張した。エジプト競争当局は、エジプトにおけるiPhoneの価格が中東の他の地域よりも50%高いと述べた。2018年12月11日、競争当局はAppleに対し、問題解決のために60日間の猶予を与えた。

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